本日のライター:konb
こんにちは。ビートメイカー兼トランペット奏者兼お夕飯研究家のkonbです。
今回より始まりました新連載『Recipe & Beats』。
ビートメイカー・プロデューサーが、自慢のレシピとお気に入りのビートを紹介する、舌と耳でchillするための大人のコラムです。
記念すべき第一回のテーマには、ゴーヤチャンプルーを取り上げてみたいと思います。
私konbは大の沖縄ファン。コロナ禍前には年に2回、ボーナスが出ると必ず訪れる、心の故郷でした。
空と海、ちょっとした路地裏の空気の匂い。ウチナンチュのおばちゃん。鮮やかなハイビスカス…
胸が騒ぎますね…
そんな沖縄のソウルフードとも言える、ゴーヤチャンプルー。
ビタミンCやたんぱく質をたっぷり摂取出来る、長寿の秘訣とも言われる健康食品です。
ではさっそく始めましょう!
用意するもの
・ゴーヤ1本
・豚肉(バラでもコマ切れでも)好きなだけ
・玉ねぎ1個
・豆腐1丁(木綿が良いです)
・卵1個
・他、適当なお野菜
・もし用意出来たならスパムがあると幸せ
・料理酒、醤油、オイスターソース
・和風だしの素、塩、ごま油
・鰹節
さぁ、始めるよ!
つくり方
ゴーヤの下処理
なるべく重くずっしりとした、色の濃いゴーヤを用意したいです。
大きいものよりは、むしろ小振りなものの方が旨味が凝縮してるんですって奥様ァ。
中身(タネ、ワタ)をスプーンでくり抜いて輪切りにします。なお、ワタは栄養素の宝庫だそうですが、食べるのはおすすめしません。勇者はチャレンジしてみて!
塩でよく揉んだ後、水にたっぷりさらします。20〜30分くらい。
豆腐の水抜き
豆腐の水抜きを済ませておきましょう。
木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、レンジで1〜2分加熱します。
粗熱が取れたら、余分な水分を絞ってサイの目に切り、フライパンで両面を焼きます。軽く色がつけばOKです。別の皿に取っておきます。
野菜のカット
お野菜をカットします。
玉ねぎは薄切り。冷蔵庫に余っていたニンジンも細切りにしてみました。
豚肉を炒める
ごま油で豚肉を炒めます。
塩コショウした後、片栗粉をまぶしておくととても美味しいのですが、今回は省略してしまいました。
豚肉に火が通ったら野菜と調味料も併せて炒める
残りの野菜も投入します。ゴーヤはしっかり火を通しましょう!
そして合わせておいた調味料もここでin。
料理酒:オイスターソース:醤油の割合が、1:1:1.5になるように調整すると美味しいと思いますが、ここはお好みで!
和風だしの素もお好みで(漢の料理は大雑把なのです)。
隠し味として、あごだし塩も少量入れてみました。内緒ですよ…
豆腐を入れて一緒に炒め、最後に溶き卵を絡める
豆腐も投入してよく絡めます。崩れないように優しく。
最後に溶き卵を回し入れて、完成。
出来立ての熱々も良いけど、一度冷ましてから食べるのも、しっかり味が馴染んで美味しいです。
鰹節を振りかけて頂きます!
この料理にぴったりなビート
チャンプルーのお供はこの曲。
渡辺 明応さんとKOHEI YOSHIIさんの共作『Oriental Feel』です!
カリブ海を思わせる常夏のビートが、沖縄料理と絶妙なマッチを魅せます。
このまま一生、終わらない夏の中で暮らしたい…
終わりに
いかがでしたか?
ゴーヤや豆腐の下処理さえ済ませて仕舞えば、後は一気に火を通すだけの簡単料理です。
素材のEQやコンプ処理さえしっかりしてあれば、後はフェーダーでざっくりバランス取れば大体美味しく頂けます…
などなど、ビートメイカーめいた妄想をしながらお夕飯を楽しむ夜です…
それではまた次回、お会い出来ることを!